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香港税関が「SF2」のコピーヤーを初摘発。韓国ソウル警察がコボン社を家宅捜査。JAMMA新会長の中山隼雄氏インタビュー、世界的な広がりをリードする協会に。アタリゲームス社、リビエラでのディストリビューター会合。家庭用16ビット機で、任天堂とセガ社は値下げ競争に。(1992年7月15日号)
TVゲームのコピーヤーに対する仮差押え決定など、法的手続きが相次ぐ。アイレム、「ムーンパトロール」を米国ウィリアムズ社に許諾した。米国のメーカー協会、ADMAがAGMAに改称。米国のセガ・グレムリン社新工場オープン。7社主催、東西でギャンブル機総合展開催。マル三商会が「タック」に改称。(1982年7月15日号) 【ニュースダイジェスト】 1.一般社団法人日本アミューズメント産業協会(JAIA)では、定時総会(6月7日)を経て、里見治氏(セガサミーHD会長)が会長を退いて名誉顧問となり、新たに山下滋氏(㈱セガ常務)がJAIA会長になった。里見氏は92年からJAMMA理事、00年から副会長、04年から会長となり、AOU、JAPEAとの統合を経て18年にJAIA会長となっていた。 2.神戸市は6月13日、王子公園(灘区)の「再整備基本方針」(素案)の見直し案を市議会に示し、「市民の遊園地」存続に向け、「遊園地全廃」の方針を撤回することにした。21年12月の再整備素案では老朽化を理由に大学を誘致、遊園地やテニスコートを廃止する方針を示したが、市民の反発は根強く、5632件のパブリックコメントが寄せられ、撤回を含む見直しが迫られていた。 3.ジェンダ(申真衣社長)は、XRソフトウェアを開発する「ハシラス」(安藤晃浩社長)と資本提携したうえ、VRアトラクション等の企画開発をする「ダイナモアミューズメント」との三社間の資本業務提携に合意した。ジェンダが6月21日発表した。なお、ジェンダとダイナモアミューズメントはすでに21年10月に提携済み。 4.スガイディノス(本社札幌、三浦尚久社長)は6月13日、提出された計画書に沿って、札幌地方裁判所が民事再生手続きの開始を決定したことを明らかにした。5月30日に民事再生手続き開始を申請、また6月7日に債権者説明会を開き、映画館、ボウリング場、ゲーム場の3事業を継続するとの再建計画を支持するよう求め、裁判所による民事再生手続き開始の決定を得たもの。 5.ユニバーサルエンターテインメント(UE、富士本淳社長)は6月1日、岡田和生元会長の指示により、50名以上の私設警備員らがフィリピンのカジノ「オカダマニラ」内に不法に侵入、占拠し、同施設を運営するTRLEI社の従業員を不当解雇などした、と発表した。UNは子会社TRLEI社が刑事告訴するとしている。岡田元会長はこれに反論していないが、パチンコ/パチスロ業界では大きく取り上げられている。 6.上海ディズニーランドは3月21日から臨時休園が続いているが、当面パークやホテルの営業再開に先立ち、ショップ施設の「ワールド・オブ・ディズニー」が6月10日に再開した。巨大なドナルドが目印のボートレンタル、「ウィッシング・スター・パーク」も同時に営業再開した。上海ディズニーランドホテルは、16日から再開することが15日明らかとなった。 7.バンダイナムコアミューズメント(川崎寛社長)の子会社、バンダイナムコテクニカは6月8日、水鉄砲型業務用ゲーム機の水回りの清掃業務をダスキンに委託、有償サービスを開始すると発表した。水鉄砲型業務用ゲーム機は水を使用するゲーム機なので、これまで水垢汚れの清掃が課題になっていた。対象となるゲーム機は「サブマリンレスキュー」など4機種。清掃にかかる時間は1台2~3時間。濁っていたアクリルパネル4枚などクリアになるという。 ◎ 業界紙「ゲームマシン」は1974年以来、TVゲーム機を含む業務用アミューズメントマシン、遊園施設などに関する業界ニュースを、月2回のペースで伝えてきました。印刷媒体は2002年6月一杯で休刊しました。Copyright ©Amusement Press Inc.2022 |