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セガ社の特許侵害訴訟、連邦地裁が侵害認定の評決、セガ社は控訴の意向。 相模湖ピクニックランド、本格遊園地向けに施設整備。旭精工が米国で、台湾製偽物に法手続き。ユニバーサル・スタジオ・フロリダがアトラクション追加の計画。AОU事務局長に、元警察の荒井房義氏就任。(1992年5月15日号)
米国アタリ社が、日本に家庭用子会社のアタリファーイーストを設立。タイトーは新作展で、「ワイルドウェスタン」を披露。米国セガ/グレムリン社が、全米7ヵ所で新作展開催。ボナンザが新本社ビルを竣工。ナムコが阪神パークの「ロボットフェア」に全面協力。(1982年5月1日号) 【ニュースダイジェスト】 1.米国の業務用AM機展、アミューズメントエキスポ・インターナショナル(AEI)2022は3月16-17日、ラスベガスのコンベンションセンターで開催され、約160社が出展、3280人の業界人が登録入場した。歴史のあるAMOAとAAMAの各展示会を統合したもので、展示会に先立ち一日半、セミナーが開かれるのが特徴となっている。日系の出展社は英国のセガアミューズメンツ・インターナショナル社、米国のバンダイナムコ・アミューズメント社で、その出展内容は英国EAG2022とほぼ同じ内容だった。 2.【米国AEI2022の続き】注目される出品は、ベイテック社の斧投げゲーム機「アクス・マスター」。中国UNIS社のマグロ漁ゲーム、「ウィックド・ツナ」。セガ社の「ジュマンジ」(1-4人用)は米国でリデムプション仕様となっている。オーストラリアのLAI社「アスファルト9・レジェンドアーケード」は、米国で自社販売する。ロウスリルズ社の製品は基本的にベトソン社がディストリビューターとして扱う。なおスターンピンボール社は新作「ラッシュ」を披露した。 3.イオンファンタジーは4月8日、22年2月決算を発表、売上高は31%増の601億円、経常損失は33億円(前年は77億円の損失)、最終損失は45億円(92億円)だった。地域別では国内が42増9減の516店で、売上高が32%増の504億円、営業損失が16億円(60億円)。中国が9増15減の199店で、売上高が12%増の77億円、損失が12億円(利益3千万円)。アセアンが16増16減の226店で、売上高が87%増の21億円、損失が5億円(13億円)。23年2月期は売上高789億円、経常利益17億円、最終利益4億円を予想している。 4.エスケイジャパンは4月8日、22年2月決算を発表、売上高は21%増の64億9千8百万円、経常利益104%増の4億7千百万円、最終利益は17%増の3億3千4百万円だった。区分別でゲーム場の景品向け(キャラクター・エンタテインメント)の売上高は39%増の41億円、利益は78%増の3億円。キャラクター・ファンシー向け商品の売上高は1%減の23億円、利益は78%増の1億円だった。 5.和歌山県が誘致を進めるIR(カジノを含む統合型リゾート)をめぐり、県議会のIR対策特別委員会は4月19日、国への計画申請について5対10で否決した。20日の本会議でも18対22で否決した。特別委員会では資金計画で紛糾しており、計画申請期限の28日に間に合わなくなるもよう。IRへの出資はカナダの投資会社クレアベストグループが55%、米国のシーザーズ・エンターテインメント社が5%、残る40%は10社からというが、大半はいぜん不明確とのこと。一方、長崎県は計画を国に申請するもよう。 6.和歌山県が誘致を進めるIR(カジノを含む統合型リゾート)をめぐり、県議会のIR対策特別委員会は4月19日、国への計画申請について5対10で否決した。20日の本会議でも18対22で否決した。特別委員会では資金計画で紛糾しており、計画申請期限の28日に間に合わなくなるもよう。IRへの出資はカナダの投資会社クレアベストグループが55%、米国のシーザーズ・エンターテインメント社が5%、残る40%は10社からというが、大半はいぜん不明確とのこと。一方、長崎県は計画を国に申請するもよう。 7.西武園ゆうえんちは4月27日、体験型アトラクション「ふしぎ駄菓子屋『銭天堂』ザ・リアル」をオープンする。同園は21年5月に、新しいのに懐かしい、非日常のエンターテインメント体験を味わえる遊園地に生まれ変わって、1年経つ。そこで「ふしぎ駄菓子屋」が新登場するのだが、たどりつけるのは「幸福なお客様」だけ、という不思議に満ちたもの。「夕日の丘商店街」のとある路地裏に現れるというが、詳細はまだ明らかにされていない。 8.CAセガジョイポリス(本社東京、吉本武社長)は4月、中国・広州市内に「広州ジョイポリス」をオープンした。CAセガジョイポリスは17年1月セガ社から分離され、香港市場上場会社の「中国アニメーショングループ」(CA)の子会社になったもの。広州ジョイポリスは、青島(15年)、上海(16年)に次ぐ3店目で2フロア、1万1千㎡に計22種類のアトラクションを揃える、最大規模のもの。広州市中央部から自動車で60分、地下鉄で120分の距離にある。 9.任天堂は4月12日、京都市が所有してきた土地の有効活用事業者に選ばれ、本社と開発棟の間の公募土地を50億円で取得することが決まったと発表した。土地は1万㎡以上あり、同社はここにゲームソフトなどの研究開発の強化を目的に、12階建ての「第二開発棟」を27年12月までに建設する予定。なお、旧本社ビルをホテルに改装した「丸福楼」(1930年から59年まで本社事務所として使用)は4月1日に開業した。 ◎ 業界紙「ゲームマシン」は1974年以来、TVゲーム機を含む業務用アミューズメントマシン、遊園施設などに関する業界ニュースを、月2回のペースで伝えてきました。印刷媒体は2002年6月一杯で休刊しました。Copyright ©Amusement Press Inc.2022 |