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ナムコが二子玉川に、都市型テーマパーク「ワンダーエッグ」開園。データイースト、DVI技術導入して占い機を製品化。英国ブレントレジャー社のコーレン氏に疑惑。浅草「花やしき」の高井初恵園長の自伝、出版。米国ミッドウェー社のフリッパー、「アダムスファミリー」出荷。(1992年4月1日号)
中国の遊園地関係者が日本の遊園施設のメーカー、展示会などを訪問。東洋娯楽機、立ったまま乗る「スタンディングライド」を開発。家庭用「パックマン」の無断コピー品に対して、米国控訴裁判所は著作権侵害の判決。米国最高裁、未成年者のゲームプレイの是非問題は差し戻しに。(1982年4月1日号) 【ニュースダイジェスト】 1.警察庁生活安全局は3月1日付で「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」(風営法)の解釈基準の一部改正を通達、施行した。これに伴い、「クレーン式遊技機等の景品は小売価格がおおむね1000円以下のもの」を遊技の結果提供することは、法で規制する「遊技の結果に応じて賞品を提供すること」に当たらないとすることになった。800円以下とする景品価格の上限の、約25年ぶりの値上げである。またゲームセンター等の「見通しを妨げる設備」についても解釈を追加した。 2.欧州最大のAM機・遊技機展である、英国「エンタテインメント・アトラクションズ&ゲーミング」(EAG)2022が2年ぶりに3月1-3日、ロンドンのエクセル展示場で開かれ、200社以上が出展、5千人以上のバイヤーが訪れた。日系の出展社は、セガ社と資本関係のない英国のセガ・アミューズメンツ・インターナショナル社が、セガ社ブランドの2人用「MIA」、「VRエージェント」、「ジュマンジ」などを出品した。バンダイナムコアミューズメント社も大きなブースを構えた。 3.家庭用TVゲーム総合展の、東京ゲームショウ(TGS、CESA主催)が3年ぶりにリアル開催されることになった。新型コロナウイルス感染拡大のため、2020、21年はオンラインで展開したが、リアル開催ほどの迫力に欠ける点は否定できず、元のリアル開催に戻したうえ、最新情報はオンラインで併用する。5月27日に出展申込締め切り、幕張メッセで9月15-16日はビジネスデー、17-18日は一般公開として開催する予定。 4.家庭用TVゲーム総合展の、東京ゲームショウ(TGS、CESA主催)が3年ぶりにリアル開催されることになった。新型コロナウイルス感染拡大のため、2020、21年はオンラインで展開したが、リアル開催ほどの迫力に欠ける点は否定できず、元のリアル開催に戻したうえ、最新情報はオンラインで併用する。5月27日に出展申込締め切り、幕張メッセで9月15-16日はビジネスデー、17-18日は一般公開として開催する予定。 5.オリエンタルランドは2月28日、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーについて、各パークの入園者数の上限を3月1日から緩和する、と発表した。各パークで1日2万人を上限としてきたが、収容率50%を超えない範囲内で段階的に引き上げる。2万人の上限は、千葉県がまん延防止等重点措置の対象としてきた1月21日から続けてきた。千葉県と相談、調整してきた結果認められた。なお、営業時間などの変更はない。 6.米国の「ユニバーサルスタジオ・ハリウッド」は3月4日、新型コロナウイルス感染症対策に伴う、マスク着用とワクチン接種といった規制を緩和した。ロサンゼルスカウンティの公衆衛生部がバーや店舗、事務所、レストラン、スポーツジム、映画館と同様に規制してきたもので、マスク着用などは必要なくなった。アナハイムにある「ディズニーランドリゾート」も同様で、屋内でのマスク着用は必要なくなった。 7.カプコンは2月21日、シリーズ最新作の「ストリートファイター6」の制作(開発)を正式発表した。だが業務用での開発可能性などは、「V」(2016)の時と同様いぜん分からない。「ストリートファイター」シリーズは業務用が87年にデビュー、対戦システムが革新的だった「Ⅱ」(91)で伸ばし、業務用だけでなく家庭用でも大きくヒットした。なお、今回は別途、家庭用で「ファイティングコレクション」を6月に発売するとしている。 8.バンダイナムコアミューズメントは3月1日、デジタルエアー遊具「ドタバタスタジアム」の販売を開始した。従来のエアー遊具と異なり1人用の囲まれた空間で、画面に映るキャラクターの声や動きに合わせ、クッションを叩いたり、踏んだりするゲーム機としても楽しめる遊具。プレイヤーは160cm未満、50kg未満に制限される。プレイ料は200~500円。通常版と、太鼓の達人版の2種類ある。 9.タイトーは3月2日、ゲーム場向けキャビネット「イーグレットツー」(1996年)を手のひらサイズにした、卓上ゲームセンター「イーグレットツー・ミニ」を発売した。「エレベーターアクション」(83年)など40タイトルを内蔵しており、別売りの拡張セットでさらに10タイトル追加できる。5インチ液晶モニター、HDMI端子、コントローラーなど付き。税込み価格は18678円。 ◎ 業界紙「ゲームマシン」は1974年以来、TVゲーム機を含む業務用アミューズメントマシン、遊園施設などに関する業界ニュースを、月2回のペースで伝えてきました。印刷媒体は2002年6月一杯で休刊しました。Copyright ©Amusement Press Inc.2022 |