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米国アナハイムのディズニーランドに隣接する、第2パークの建設が本決まりに。香港ボンディール社のミルナー社長、「ストリートファイターⅡ」無断コピーの実態についてコメント。米国のメインストリート社がチャプタ―イレブン。JAMMA理事会、日本物産の退会で議論。カラオケボックス経営者の全国団体が発足した。(1992年2月15日号)
本紙調査による「年間ベストTVゲーム機」は任天堂「ドンキーコング」に、次点は「ジャンピュータ―」。NAOとJAMMAが「Gマシン撲滅」を目指し、飲食・喫茶業界に申し入れ開始。英国ATE詳報。データイーストが新年会兼ね、カセットシステムの新作ゲーム「エクスプローラー」を披露。(1982年2月15日号) 【ニュースダイジェスト】 1.オリエンタルランドは1月20日、東京ディスニ―ランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)のそれぞれ入園者数を、21日から2万人以下に制限することを明らかにした。新型コロナウイルス蔓延に伴う重点措置に沿うもので、これまで前年の5千人以下から収容人数の50%程度まで徐々に引き上げてきていた。上限を超えると当日パスポートの販売は停止される。2月13日まで。営業時間は変更なく、両パークとも午前9時から午後9時まで。また、遊園地のよみうりランドも同様に上限5千人に制限すると発表した。 2.東京ディズニーリゾート(TDR)では2年ぶりにスペシャルイベント「トータリー・ミニーマウス」を、1月18日~3月30日に開催することになった。20年1月10日にスタートした季節限定イベントで、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、パークが長期休園に入ったため、途中で終了していた。現在オミクロン株による感染拡大状況にあるが対策を取った上で、東京ディズニーランドでは「陽気なミニーマウス」など、東京ディズニーシーでは「スウィートなミニーマウス」など演じるとのこと。 3.ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は1月7日、「ユニバーサル・クールジャパン2022」のアトラクション全5作品を発表、3月4日から8月28日までの期間限定で開催することを明らかにした。「モンスターハンター」、「ハンター×ハンター」、「名探偵コナン」の3作品に加え、99%という驚異の満足度を記録した超高速VRコースター「進撃の巨人 XRライド」、超ときめくドレス姿で登場する「美少女セーラームーン・ザ・ミラクル4-D」の2作品が復活する。 4.イオンファンタジーは1月12日、第3・四半期までの9ヵ月(3-11月)決算を発表、売上高は41%増の426億円、経常損失は40億円(前年同期は74億円)、純損失は46億円(85億円)だった。新型コロナウイルスの影響を受けたが、前年より回復した。店舗数は国内で7増6減の432店、中国が5増15減の195店、アセアンが4増14減の213店で、計840店になった。業績は国内で売上高が43%増の360億円、損失が23億円(57億円)、中国で売上高が31%増の57億円、損失が9億円、アセアンで売上高が24%増の9億円、損失が6億円だった。 5.エスケイジャパンは1月14日、第3・四半期までの9ヵ月(3-11月)決算を発表、売上高は13%増の45億3千5百万円、経常利益は81%増の3億6千万円、純利益は37%増の2億6千3百万円だった。分野別でゲーム景品用のエンタテインメントの売上高は33%増の28億6千2百万円、利益は80%増の2億5千百万円、雑貨・量販店向けのファンシーの売上高は10%減の16億7千3百万円、利益は71%増の9千5百万円だった。通期業績予想は売上高63億円、経常利益4億3千万円、最終利益3億2千万円に上方修正した。 6.米国マイクロソフト社(МS)は1月18日、米国家庭用ゲームソフトのアクティビジョン・ブリザード社を687億ドル(約8兆円)で買収することで合意したと発表した。MS社のゲーム事業規模は中国テンセント、日本のソニーグループに続いて世界3位となる。アクティビジョン社は1979年設立の老舗ソフトメーカーで、日本ではうまくいっていないが、世界的な実績がある。2007年ヴィヴェンディゲームズと合併し、08年にアクティビジョン・ブリザードになった。 7.業務用のアップライトのTVゲーム機の、サイズを小さくして複数のゲームソフトを楽しめるようにした「アーケード・ワンアップ」(米国テイストメーカーズ社)が、3年足らずで3百万台に迫る販売記録を打ち立てた、として話題になっている。キャビネットはミニアップライトだが、子ども用の足台を使って子ども用にもなる。ゲームソフトはライセンスを受けており、さまざまな組み合わせがあるほか、大手小売店を通じて販売されている。こうして普及すると、家庭用・業務用というカテゴリーでは説明がつかなくなる気がしてくる。 8.神戸市灘区の市立「王子動物園」の遊園地部分が、公園の再整備計画により存続が危ぶまれている。開園70周年になる王子公園は老朽化などを理由に、神戸市は21年12月までに再整備基本方針(素案)をまとめ、内外に向けて意見(パブリックコメント)の募集(1月17日締め切り)に動き出した。素案では動物園内の遊園地は廃止するとしており、メリーゴーランドや観覧車を含む、遊園施設が撤去されることに反発する市民グループが、遊園地廃止反対の署名運動を始める動きも出てきた。 ◎ 業界紙「ゲームマシン」は1974年以来、TVゲーム機を含む業務用アミューズメントマシン、遊園施設などに関する業界ニュースを、月2回のペースで伝えてきました。印刷媒体は2002年6月一杯で休刊しました。Copyright ©Amusement Press Inc.2022 |