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本紙「ベストビデオゲーム・オブ・ザ・イヤー」91年は、基板タイプが「ストリートファイターⅡ」、完成品タイプが「ファイナルラップ2」に。香港の「ボンディールチャート」は偽造基板を基にしていることが判明、掲載を中止した。カワクスは新社名「ユウビス」に。カプコンの運営子会社、ユニカはカプトロンに改称。(1992年2月1日号)
ナムコ開発、米国ミッドウェー社製「パックマン」が9万台のヒットで、製造1周年を祝う。メダルゲーム10周年記念で、初の(バリー)ビンゴチャンピオン大会開催。米国任天堂がシアトルに工場建設。NAO理事会で、JAMMAとGマシン追放目的の合同委員会設立を決める。エスコ貿易が大手メーカー招き、年末パーティー。(1982年2月1日号) 【ニュースダイジェスト】 1.日本アミューズメント産業協会(JAIA)は12月17日、書面理事会を開き、JAEPO2022の中止に代わる「オンラインビジネスミーティング」の開催を検討したが、(JAEPO2021の代わりに実施した)オンライン開催は費用対効果が極めて悪かったという声が多く、実施を見合わせることにした。同協会は9月22日にJAEPO2022の開催中止を決めたのに伴い、オンラインでの展示会開催を検討するよう提案されていた。 2.福岡市唯一の遊園地、「かしいかえん シルバニアガーデン」が12月30日、惜しまれながら65年の歴史を閉じた。「香椎チューリップ園」を「西鉄香椎花園」にリニューアルして1956年4月にオープン。ピークの86年度には約57万人が訪れたが、少子化や施設の老朽化により来園者が20年度13万人まで減少、新型コロナウイルスの感染拡大が打撃となった。跡地について西鉄は「未定」としている。 3.香港ディズニーリゾートは1月7~20日、新型コロナウイルス感染拡大対策のため、臨時休業することになった。香港政府のキャリー・ラム行政長官が5日発表した。香港では同時期ソーシャルディスタンスを理由として、バー、ゲームセンター、ジム、サウナ、エステ、カラオケ店での営業も停止されたとのこと。香港ディズニーランドは05年9月に開園、米国のウォルトディズニー社と香港政府が共同で運営している。 4.当初「ユーロディズニーランド」と呼ばれていた、フランスの「ディズニーランド・パリ」が1992年4月に開業して以来、30周年を迎えることになり、シンボルとしてそびえる「眠れる森の美女の城」の改修が急がれている。同園では02年、2つ目のパークとして「スタジオパーク」が加わった。経営面では17年、サウジアラビアのアルワリード王子が共同で持っていた運営会社のユーロディズニー社を、ウォルトディズニー社が傘下に収め、同社による完全子会社としている。 5.米国カジノ経営の大手、МGМリゾーツ・インターナショナルは12月14日、ラスベガスのカジノホテル「ミラージュ」を約11億ドルで、同業のバードロック・インターナショナル社に、22年後半にも売却することで合意した。ミラージュは火山の噴火を楽しめるアトラクションとともに89年開業、ストリップ(大通り)のアトラクション一斉導入の口火を切った高級ホテルとして知られている。ハードロック社は飲食店「ハードロックカフェ」やカジノなど展開している。 6.ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は1月5日、次世代VRシステムの名称を「プレイステーションVR2」と決め、主な仕様を明らかにした。映像表現は4K HDRディスプレイで、有機ELディスプレイを採用。視野角は約110度。「VR2」コントローラーの「VR2センス」では、簡単なセットアップを実現、「PS5」との通信はUSBタイプCだけで行なう。専用ゲームソフト「ホライゾン・コール・オブ・ザ・マウンテン」は2月18日出荷予定とされている。 7.米国ワシントン州シアトルで1996年7月に1号店としてオープン、全米に10数店(21年は6店)展開する元となった「ゲームワークス」シアトル店が12月24日、閉店した。これまでにも深刻な経営危機はあったが、ゲームワークスとしては致命的な状況だったとされている。96年3月にМCA社、セガ社、ドリームワークスの3社が設立した「夢のゲーム場」は「大規模なゲーム場」にとどまったまま伸ばせず、行き詰った。 ◎ 業界紙「ゲームマシン」は1974年以来、TVゲーム機を含む業務用アミューズメントマシン、遊園施設などに関する業界ニュースを、月2回のペースで伝えてきました。印刷媒体は2002年6月一杯で休刊しました。Copyright ©Amusement Press Inc.2022 |