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SC遊園協会(NSA)が「プレイランド60年大会」を開催した。電通プロックス、英国Wインダストリーズ社「バーチャリティー」の独占権を取得と発表。米国任天堂は16ビット業務用「ニンテンドースーパーシステム」(NSS)を発表した。AОU健娯委は日物「クイズでデート」を卑わい性高いと指定。(1991年12月1日号)
コピー基板の販売禁止を求めたセガ社に、甲府地裁は仮処分を容認。タイトー、米国で開発された「クイックス」を新作展で披露。ナムコは新ゲーム「ボスコニアン」を発表。AМОAエキスポ81詳報。電光点滅式のメダルゲーム技術を持つ関西企業は、バーリーサービスに権利を売却した。米国バリー社は創立50周年を祝った。(1981年12月1日号) 【ニュースダイジェスト】 1.オリエンタルランドは10月28日、第2・四半期までの6ヵ月(4-9月)決算を発表、売上高は65%増の975億円、経常損失は185億円(前年同期は247億円)、純損失は141億円(300億円)だった。新型コロナ対策で臨時休園が続いた前年より営業日数は増えたが、いぜんとして影響は続く。部門別ではテーマパークの売上高が57%増の751億円、損失が180億円(193億円)、ホテルの売上高が121%増の180億円、損失が5億円(36億円)、その他の売上高が39%増の43億円、損失が9億円(13億円)。22年3月期は売上高2390億2千万円、経常損失228億5千万円、最終損失175億5千万円と赤字を見込んでいる。 2.セガサミーHDは11月8日、第2・四半期までの6ヵ月(4-9月)決算を発表、売上高は22%増の1348億円、経常利益は147億円(前年同期は35億円の損失)、中間利益は120億円(217億円の損失)だった。部門別でエンタテインメントコンテンツの売上高は11%増の1074億円、利益は35%増の227億円、遊技機の売上高は117%増の233億円、損失は13億円(124億円)、リゾートの売上高は71%増の38億円、損失は40億円(46億円)。うち景品を含む業務用機器の売上高は232億円、利益は23億円だった(ゲーム場は株式売却により連結除外)。22年3月期の予想は売上高3050億円(5月の前回予想は3120億円)、経常利益215億円(200億円)、最終利益150億円(140億円)と修正した。 3.スクウェア・エニックスHDは11月5日、第2・四半期までの6ヵ月(4-9月)決算を発表、売上高は2%減の1689億円、経常利益は3%増の314億円、中間利益は43%増の229億円だった。部門別でデジタルエンタテインメント(家庭用、スマホ用、PC用など)の売上高が9%減の1294億円、利益が13%減の295億円、アミューズメント(ゲーム場、業務用)の売上高が51%増の210億円、利益が6億円(16億円の損失)、出版の売上高が14%増の141億円、利益が11%増の59億円などだった。 4.コナミHDは11月4日、第2・四半期までの6ヵ月(4-9月)決算〔IFRS〕を発表、売上高は20%増の1394億円、営業利益は83%増の391億円、中間利益は100%増の275億円だった。分野別ではデジタルエンタテインメントの売上高が12%増の986億円、利益が16%増の358億円、アミューズメント(ゲーム場向け)の売上高が51%増の99億円、利益が471%増の16億円、カジノ用の売上高が72%増の122億円、利益が18億円(前年同期12億円の損失)、スポーツの売上高が32%増の199億円、利益が5億円(29億円の赤字)だった。22年3月期の業績予想は未定となっている。 5.カプコンは10月28日、第2・四半期までの6ヵ月(4-9月)決算を発表、売上高は66%増の699億9千5百万円、経常利益は69%増の297億2千3百万円、純利益は71%増の222億千9百万円だった。部門別ではデジタルコンテンツの売上高が69%増の598億円、利益は52%増の302億円、ゲーム場は2増1減の42店で、売上高が40%増の56億円、利益が7千万円(前年同期は損失2億円)、遊技機の売上高が22%増の16億円、利益が1962%増の3億円、その他の売上高が122%増の29億円、利益が148%増の13億円。 6.ラウンドワンは11月5日、第2・四半期までの6ヵ月(4-9月)決算を発表、売上高は78%増の413億円、経常損失は25億円(前年同期は141億円の損失)、中間損失は21億円(111億円の損失)だった。店舗は国内が5減の98店、米国が14増2減の46店、ロシアが1店、中国が1増の1店。サービス別売上高はボウリング場72億円、ゲーム場262億円、スポッチャ40億円など。国内では一部店舗で「クレーンゲームパーク」への移行を進めている。22年3月期の予想値を修正、売上高990億円(5月の前回予想は1061億円)、経常利益63億円(53億円)、最終利益64億円(32億円)とした。 7.セガサミーHDは11月1日、子会社の㈱セガ(杉野行雄社長)が中長期重点戦略において「スーパーゲーム」として掲げている、大型グローバルタイトルの創出に向け、クラウドプラットフォームである「アジュール」において、米国マイクロソフト(MS)社のさまざまな技術を活用してタイトル開発を進めていくこと、そしてMS社が保有するソリューションを活用してセガ社の次世代開発環境の構築を進めていくこと、を主軸として戦略的提携の検討を進めていくことに合意した、と発表した。 8.バンダイナムコアミューズメントはTBSホールディングスと共同で、スポーツバラエティ番組に参加しているような「体感ゲーム」を開発。TBSテレビのスポーツバラエティ番組と、バンナムAМが運営する「VSパーク」でそのゲームを使用し、番組視聴者がそのTV番組に参加しているような感覚を楽しめる、というゲームを11月13日放映予定のTBSテレビ「炎の体育会TV」で披露することになった。バンナムAM「VSパーク天美店」では17日に披露する。 9.アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ沖の人工島に、2015年から建築を進めてきた、世界最大の観覧車「アイン・ドバイ」が10月21日オープンした。ブルーウォーターズ・ドバイHDが運営しているこの観覧車は「ロンドンアイ」型で、高さ、直径は250m。キャビンは標準40人乗りが48台(定員は計1750人)あり、約38分かけて一回転する。通常チケットは12~16時、19~21時利用でき、大人子どもとも一人約40米ドル。これまで世界最大だった米国ラスベガスの「ハイローラー」(168m)は世界2位となった。 10.中国の上海ディズニーランドに新型コロナウィルス感染者が入園した可能性が出たため、臨時休園の措置が取られる騒ぎとなった。11月1日に新華社と米欧の外電が伝えた。それらによると10月30-31日、感染者が訪れた可能性が出てきたため、2日間臨時閉園し、来園者にPCR検査を受けるよう求め、実施したが、その結果、約3万3千人すべてが陰性だったという。ディズニーランドを訪れた客の一人が、後に陽性判定を受けたからというが、実際にディズニーランドを訪れたのかどうかも怪しいとのこと。 11.ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪)で10月22日午後0時45分ごろ停電があり、パーク内のすべてのアトラクションが一時停止した。うちコースター「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」では高さ43mのところで停止し、係員が1時間半かけて乗客全員を避難させた。停電は20分ほどですべて復旧したが、関西電力は27日、大規模停電を防ぐシステムが作動したことが原因と発表した。詳しい原因は分かっていない。 12.ラウンドワンは11月25日、エスケイジャパンの筆頭株主である久保泰子氏と2位株主の久保千晶氏からエスケイジャパンの株式計約33%を12億5千万円で買い取り、持ち分法適用関連会社にすることになった。22日に決定した。ラウンドワンは、エスケイジャパンが展開するクレーンゲーム用景品のキャラクターエンタテインメント事業を評価しており、チェーン店で進めているゲーム場の「ギガクレーンパーク」への改装を進める上でも役立つと判断したもよう。 ◎ 業界紙「ゲームマシン」は1974年以来、TVゲーム機を含む業務用アミューズメントマシン、遊園施設などに関する業界ニュースを、月2回のペースで伝えてきましたが、印刷媒体は2002年6月一杯で休刊しました。Copyright ©Amusement Press Inc.2021 |