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AMショー特集号につき、各社の出展内容。JAMMA健娯委が高額景品の広告について警告する。米国AMOAエキスポ91開催、日米のメーカーが新作多数披露。セガ社はナムコ「コズモギャング」などアーケードゲームを小型玩具化。マル三商会の元社長、河合三氏が死去した。(1991年10月1日号)
TVゲーム「アストロブラスター」で、初の著作権移転登録が認められた。AМショー委員会、賭博に使用されやすい「クレジット式」の出品を認めないとの見解。タイトー、TVゲーム機の「めかくし」特許実施権を取得。日電協が風営機専門の「オリンピアマシンショー」を開催。(1981年10月1日号) 【ニュースダイジェスト】 1.横浜市長選挙が8月22日に実施、開票され、新顔で元横浜市立大学教授の山中竹春氏(48)が、新顔で元国家公安委員長の小此木八郎氏(56)や現職の林文子氏(75)らを大差で破り、初当選した。山中氏は横浜市が進めた横浜港へのカジノ導入を含めた、統合型リゾート(IR)の誘致の反対を訴えており、誘致は中止される見通し。横浜カジノ建設にはセガサミーHGがゲンティング・シンガポール社と協業、参加を提案してきており、事業者に認められる予定だった。8月30日山中新市長は、カジノ誘致の即時撤回を速やかに進めると表明した。 2.中国の「国家新聞出版署」は8月30日、オンラインPCゲームの運営会社側に対し、未成年者にゲームを提供するサービスへの規制を強化する方針を発表した。今回規制強化するのは18歳未満の者に提供できるゲームは「週末と祝日の20時~21時のみの1時間」に限る、というもの。前回19年に初めて規制したときは、「休日の3時間、それ以外は1時間半」になっていた。なお利用者の実名を含むデータ登録事項なども、より具体的に規制強化することになる。 3.汎用基板システム「エクサ・アーケーディア」を開発する発想の元となった、「ネオジオ」システムを生み出したSNKが、「エクサ・アーケード」用のゲームソフト開発に正式参加することになった。第一弾は「サムライスピリッツ零・スペシャル完全版」で、22年出荷の予定で開発中とのこと。初代「サムライスピリッツ」(93年)から発展した同「零・スペシャル」(04年)に基づき、ディレクターカット版(完全版)として仕上げるとのこと。 4.中国の「ユニバーサルスタジオ北京」は9月1日に招待客を対象とするプレオープン、20日に正式オープンとすることになった。米国コムキャスト傘下のユニバーサル・パーク&リゾーツ社と中国の北京首寰(カン)文化旅游投資の合弁事業で、テーマホテルを含む「ユニバーサル北京リゾート」(UBR)として運営される。新型コロナウイルス対策のため、米国疾病管理センター(CDC)と密接に連絡してスケジュールを調整していた。「ハリー・ポッター」の城など一揃いのテーマゾーンとアトラクションがあり、新登場の「カンフー・パンダ」ゾーンも披露される。 5.世界的な週刊誌「ニューズウィーク」国際版の8月13日付ポートフォリオ欄に、旭精工の安部寛会長兼CEOと、安部一哉社長兼COOのインタビュー記事が掲載された。1969年創業以来、ものづくりの精神と技術力を生かして、数々の高品質な製品、部品を提供してきた業績を紹介。長年培った技術を生かして今後もキャッシュレス化などに対応していく、としている(旭精工のサイトに写真と日本語訳)。 6.バンダイナムコアミューズメントは同社が運営する「ナンジャタウン」(東京・池袋)内に、猫とのふれあいパーク「ニャンジャタウン」を10月1日に開設する、と9月1日に発表した。これはピーツー&アソシエイツ社が21年間も運営してきた「ねこぶくろ」(池袋)の移転先を探していたところ、「ナンジャタウン」が「ねこぶくろ」の理念とともに、受け入れることにしたもの。新街区に開設された「ニャンジャタウン」(別途、毎時間大人8百円の入園料が必要)として生まれ変わることになる。 7.中国のチャイナ・テーマパーク社の85%子会社であるCAセガジョイポリス(吉本武社長)は8月25日、韓国スコネック社のVR教育関連事業で提携、行政向けの「消防訓練」などのVR製品の販売事業を行うことにしたと発表した。VRを用いた訓練はさまざまな現場をリアルに仮想体験することが可能であり、また韓国では消防訓練用として実績を重ねており、日本でも展開できるよう準備が進んでいる。 ◎ 業界紙「ゲームマシン」は1974年以来、TVゲーム機を含む業務用アミューズメントマシン、遊園施設などに関する業界ニュースを、月2回のペースで伝えてきましたが、印刷媒体は2002年6月一杯で休刊しました。Copyright ©Amusement Press Inc.2021 |