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宮城県協主催の「MAMOアミューズメントフェア」(6月21-22日、仙台)は、21社が77小間に出展、会場は一般入場者で占められた。JAMMAの「健全化を阻害する機械基準」と「運用規定」発表。関西精機製作所では、古川純一郎専務が社長に、古川謙三社長が会長になった。(1991年7月15日号)
「ジャンピュータ」の商標権問題発生。TVゲームは第9類の商標に。地方でのNAOの組織化進む。タイトー新作展、「グランドチャンピオン」など力作。「大レ協」の記念展に5社が新作披露し、好評。米国の連邦地裁と税関が、「パックマン」のコピー機の排除命令。(1981年7月15日号) 【ニュースダイジェスト】 1.世界最大級の米国家庭用TVゲーム展、「E3」は今年6月12-16日、オンラインで開催され、一般プレイヤーにも好評だった。例年ロサンゼルスで開かれるが、昨年はコロナ禍を受けて中止になり、今年は2年ぶりの開催、しかもオンラインでの開催。メーカーなど約50社が、各30分-1時間ほど動画を配信、ネット上で来場者は「仮想ブース」を訪れ新作ゲームを試すことができた。主な出展社は任天堂、MS社(SIEは不出展)、カプコン、コナミ、セガ社、バンダイナムコ、スクエニなど。19年は約6万6千人が来場した。 2.セガサミーHDは6月11日、横浜市が公募しているカジノを含む統合型リゾート(IR)運営事業に、ゲンティン・シンガポール社と協業し、綜合警備保障、鹿島建設、竹中工務店、大林組とともに組成した共同事業体(コンソーシアム)とともに応募したと発表した。横浜カジノにはもう一つ、メルコ・リゾーツ&エンタテインメント社(本社マカオ)と大成建設で作るグループも応募しており、資格審査を通過。今夏に2グループのうちいずれかが選定されるもよう。SHOTOKUは審査を通過しなかったとのこと。 3.中国の上海ディズニーリゾート(上海市浦東新区)が6月16日、開園5周年を迎え、記念イベントを繰り広げた。コロナ禍の影響で、20年に約3カ月半閉園を余儀なくされたものの、感染対策を施しながら賑わいを取り戻している。中国メディアによると、昨年の年間入場者数は前年に比べて半数近く減少した約550万人。営業再開後は、入場は予約制で、体温検査などの予防策を取っている。上海市当局は今年2月上旬以来、新型コロナ感染者は確認されていないとしている。 4.世界で5番目に完成した「ユニバーサルスタジオ」の「ユニバーサル・スタジオ・北京」(USB、北京市通州区)は6月1日から関係者にプレオープンを開始、7月5日のグランドオープンまで続けるもようだ。「カンフーパンダ・ランド・オブ・オーサムネス」など7つのテーマエリアからなるテーマパークであり、パークの規模が日本のUSJの約2倍とかなり大きいのも特徴。正式には2期計画で完成するウォーターパークとともに、「ユニバーサル北京リゾート」(UBR)の中核的存在となる。テーマに沿ったホテルやレストラン、ショッピングストアも揃えている。 5.バンダイナムコアミューズメントは6月9日、関東初登場となる新感覚バラエティスポーツ施設「VRパーク」をイオンレイクタウンmori(埼玉県越谷市レイクタウン)に7月15日にオープンすると発表した。1672㎡の施設内には24種類のアクティビティを集結、「VRパーク」人気№1の「ニゲキル」や「ヨケキル」、「アテターレサッカー」などおすすめ3種類のほか、新登場の「アックスバトル」、「チャレンジピッチング」なども楽しめる。営業時間10-21時、小学生以上。120分遊び放題は一般が2800-2900円、学生が2300-2400円など。 6.米国のTVゲーム開発メーカー、インクレディブル・テクノロジー社(IT)はこのほど、トップの役職を更新。創業者兼オーナー社長のエレイン・ホジソン氏の肩書にCEОが加わり、同じくリチャード・ダットン氏には執行副社長が加わった。同社TVゲームはアミューズメントとゲーミング(カジノ用)の2種類に分かれ、それぞれの部門社長がIT社の副社長を兼任する。前者の新作は「ゴールデンティー・PGAツアー」で、今夏披露される予定。 7.北海道・函館公園内の遊園地「こどものくに」は存亡の危機にあり、4月28日以来クラウドファンディング(CF)を募っているが、当初目標の1千万円を達成、期限の6月20日までの目標額を1500万円に引き上げた(支援総額は1452万円に達した)。1956年開業、家族経営の「北海興業」により運営されてきたが、20年の緊急事態宣言により休業を余儀なくされ、来園者は激減、売り上げも例年の4割程度になった。そこで維持管理費やスタッフの人件費などに充てるため、CFによる支援を募ることにしたもの、金額に応じてオリジナルグッズなどを返礼品として用意した。 ◎ 業界紙「ゲームマシン」は1974年以来、TVゲーム機を含む業務用アミューズメントマシン、遊園施設などに関する業界ニュースを、月2回のペースで伝えてきましたが、印刷媒体は2002年6月一杯で休刊しました。Copyright ©Amusement Press Inc.2021 |