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米国ACMA91で米国セガ社が、デルビジョンを応用した立体TVゲーム「ホログラム」を披露した。米国でメーカーが協賛、初のフリッパープレイ世界選手権大会。フィリップモリス社が、「マールボロ」商標権に基づきセガ社を訴えた。JAMMA理事会、TV麻雀問題から「大人用」区分で論議。(1991年4月15日号)
NAO設立総会に160社が出席、内田会長で業界最大の団体発足。遊園施設の建設・運営に関する全日本遊園施設協会(JAPEA)もスタート。JREとファンハウスが新タイプの風営遊技を開拓。セガ社/エスコ貿易が新作展、ナムコも新作展。バリージャパンの代表交代、バーバー社長に。(1981年4月15日号) 【ニュースダイジェスト】 1.大手報道機関によると、昨年の緊急事態宣言の最中、賭けマージャンをしていたとして告発され、起訴猶予になった、東京高等検察庁の黒川弘務元検事長(64)について、東京地方検察庁は東京第6検察審査会の「起訴すべきだ」とする12月24日の議決を受けて再審査し、3月18日、単純賭博罪で東京簡易裁判所に略式起訴した。同審査会が「不起訴不当」とした産経新聞記者2人と朝日新聞元記者については、再び不起訴とした。略式起訴については刑事訴訟法第461条以下に定めがあり、いわゆる前科がつくことになる。 2.政府は3月21日に新型ウイルス感染症対策の緊急事態宣言を解除したのに伴い、イオンファンタジーは時間短縮営業してきた東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県内でのゲーム場を22日、通常営業に切り替えた。またオリエンタルランドは19日、政府、自治体の方針を受けて、東京ディズニーリゾートの入園者数の制限を一部緩和する(各パーク1日上限5千人から1万人に。4月1日以降は2万人に)ほか、営業時間を3月22-31日はTDLとTDSとも10時-19時、4月1-18日はTDL9時-20時、TDS9時-21時とすることを決めた。 3.共和コーポレーションは3月12日、21年3月期の業績予想を上方修正した。修正後の予想値は売上高が106億7千9百万円(2月15日の前回予想では106億3百万円)、経常利益が4億2千万円(3億2千7百万円)、純損失が1億7千2百万円(2億千6百万円)。同社によると、前回の予想時に来店客数が前年比で苦戦すると見ていたが、第3・四半期に入り、前年を上回ってきているだけでなく、経費削減の効果も見込まれるなどにより、営業損益の黒字化が見込まれることから、純損失は減少する見込みになった。 4.名古屋市博物館(名古屋市瑞穂区瑞穂通)で特別展「ゲーセンミュージアム」が、6月1日-9月6日に開催される。もともと昨年夏に開催される予定だったが、新型コロナウイルス感染の広がりに伴い博物館自体が閉館になり、延期となったのを、今年改めて開催することにしたもの。フリッパーピンボールや、「スペースインペーダー」、「パックマン」などを集め、プレイできる状態で展示する。日本ゲーム博物館(株式会社小牧ハイウェイ企画)が協力する。 5.米国アナハイムのディズニーランドリゾート(ディズニーランド、カリフォルニアアドベンチャー)が15%までの入場者数の制限付きながら、当面は州民を対象に、4月下旬にも営業を再開する見込みとなった。新型コロナウイルス感染拡大を理由にした州政府の決定により、昨年3月から長期にわたる臨時休園が続いていた。州政府は状況改善が見られるとして、規制緩和することにした。ウォルトディズニー社は3月9日、1万人ものキャストを呼び戻し、研修させると発表した。 6.米国ウォルトディズニー社で26年にわたり役員を務めてきた、ボブ・アイガー会長は、21年12月に退職することになった。3月9日に開かれた同社株主総会で、ボブ・チャペクCEOによって確認された。ボブ・アイガー氏は現在のところ、英国での米国大使になると噂されている。1989-92年にABCエンタテインメント社長、1995年にウォルトディズニー社に移り、2000-12年に同社社長、05-20年に同社CEO、12年から会長を歴任してきた。 ◎ 業界紙「ゲームマシン」は1974年以来、TVゲーム機を含む業務用アミューズメントマシン、遊園施設などに関する業界ニュースを、月2回のペースで伝えてきましたが、印刷媒体は2002年6月一杯で休刊しました。Copyright ©Amusement Press Inc.2021 |