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SNKは6ゲーム選択方式のマルチビデオシステム(MVS)「ネオジオ」を発表、業務用と家庭用の両方で展開へ。JAMMA、JAPEA、AOUの3協会は合同新年会を開催した。セガ社新年会で舛添要一氏が記念講演した。ナムコから金子製作所「エアバスター」が発売に。(1990年2月1
本紙調査でベストスリー機種は3年連続して「スペースインベーダー」、続いて「ギャラクシアン」、「モナコGP」。データイーストは「アストロファイター」を海外と国内の各4社に製造許諾した。セガ社は札幌支社を開設。エスコ貿易は新年パーティーを開いた。(1980年2月1-15日合併号) 【ニュースダイジェスト】 1.バンダイナムコアミューズメントは1月3日、インドのムンバイに出来た商業施設内に、インドで最大規模のAM施設「ナムコ・シーウッドグランド・セントラル」をオープンさせた。10日に発表したもので、インドで15年に開設した1号店の「ナムコ・オベロイモール」店の約3倍の規模(全体で2678㎡)となる。約110台のアーケードゲーム機などを設置しているゲームコーナーと、キッズワールド、スポーツワールド、リデムプション、電動ゴーカート、パーティーホールの6つのコーナーで構成されている。 2.イオンファンタジーは1月10日、第3・四半期までの累積(3-11月)決算を発表、売上高は前年同期比3%増の556億9千4百万円、経常利益は12%減の18億6千4百万円、純利益は78%減の1億千2百万円だった。店舗数は国内が3増15減の436店、中国が17増12減の222店、アセアンが18増5減の220店、海外は計442店でついに国内を上回った。国内の売上高は3%増の448億円、利益も21%増の33億円と伸ばしたが、中国は売上高が3%減、損失が8億円と赤字だし、アセアンは売上高が14%増だが、利益は59%減だった。 3.エスケイジャパンは1月14日、第3・四半期までの累積(3-11月)決算を発表、売上高は5%減の48億2千万円、経常利益は33%減の4億6千万円、純利益は26%減の4億5千万円だった。アミューズメント向け景品の売上高が7%減の33億円、利益が26%減の4億円、キャラクター商品の売上高が2%減の15億円、利益が62%減の4千万円だった。これらは10月の前回予想を上回っており、20年2月期業績予想を売上高65億円、経常利益5億2千万円、当期利益5億千万円に上方修正した。中国北京に1月6日、子会社の「愛斯凱杰文化伝播有限公司」を設立した。 4.米国サンフランシスコのゴールデンゲイトブリッジ(金門橋)に近い観光名所、「ゴールデンゲート公園」は日本庭園があることでも知られるが、1870年に出来てから今年で150年を迎えることから、期間限定で観覧車を設置することにした。運転期間は4月4日から来年3月1日までの11カ月間。高さは150フィート(約46m)でそう大きくなく、6人乗りの密閉型のカプセルが全部で36個あり、12分で1周するだけのもの。オハイオ州シンシナティにあるスカイスターホイール社が既設の観覧車を移設、運営するとのこと。 5.セガサミーグループでカジノ用ゲーミング機器を担当する子会社、セガサミークリエーション(本社横浜、小口久雄社長)は1月6日、スタンドアローン型エレクトロニック・テーブルゲーム(ETG)の「バカラ・マキシマム・フォーチュン」を、フィリピン・マニラの統合型リゾート(IR)「オカダマニラ」に設置したと発表した。同社によると、一昨年以来マカオで営業中のこの製品は、当初からプレイヤーの間で人気が高く、そのため東南アジア地域のカジノへの導入を計画している。「オカダマニラ」はユニバーサルエンターテイメントの子会社が経営している。 6.カジノ運営をめぐる複数の国会議員の汚職事件の捜査が進んでいる中、統合型リゾート(IR)の中核となるカジノ運営事業者を監督する「カジノ運営委員会」が1月7日発足した。これは19年10月18日のカジノ管理委員会設置に関する政令に基づくもので、委員長に元福岡高検検事長の北村道夫氏、委員に元名古屋国税局長の氏兼裕之氏、精神科医の渡路子氏、慶大院特任教授の遠藤典子氏、元警視総監の樋口建史氏が就任した。国家公安委員会や公正取引委員会と同様、独立した強い権限を持ち、カジノの許認可を含む管理・監督に当たるとされ、10日に第1回会合を開いた。 7.スクウェア・エニックスは同社初の都市型テーマパーク、「忍者タワー東京」(仮称)を今年末までに東京タワー内に開設することを明らかにした。これはロケーションに開設する同社プロジェクトチーム、「ライブ・インタラクティブ・ワークス」が開発した、13タイトルのインタラクティブ・コンテンツの中から、「クリスタルストーリー」と「ヨケロ」という2タイトルのアトラクションを活用するもの。「クリスタルストーリー」は最大6人プレイ、プレイ時間約10分。「ヨケロ」は最大4人プレイ、約4分。これに「忍者タワー東京」の常設展示が加わる予定。 ◎ 業界紙「ゲームマシン」は1974年以来、TVゲーム機を含む業務用アミューズメントマシン、遊園施設などに関する業界ニュースを、月2回のペースで伝えてきましたが、印刷媒体は2002年6月一杯で休刊しました。Copyright ©Amusement Press Inc. 2020 |